Mar 9, 2014 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 同人百迷走 第12話「同人誌の書店委託 初めてのイロハ」

同人百迷走 第12話「同人誌の書店委託 初めてのイロハ」


前回「仲良し同人サークルほど崩壊しやすい!?

せっかく本を作っても売れなければ制作を継続させ続けることは難しいです。
今までは制作についての考えを書いていきましたが、
今日は同人誌の委託販売についてのお話です。

イベントで同人作家と話していると書店委託や通販に抵抗がある方が
少なからずいるように思います。
たしかに自分の本を第三者に預けることに不安を覚えることはあるかも知れません。
しかし委託書店や代行業者を上手に利用することは、
あなたの作品をより多くの人達に伝えるチャンスにもなるのです。

今回は委託のメリットや自分がわかるかぎりの各書店の特徴などを
ざっくりと書きつつ販売についての考えをまとめていこうと思います。


Mar 2, 2014 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 同人百迷走 第11話「仲良し同人サークルほど崩壊しやすい!?」

同人百迷走 第11話「仲良し同人サークルほど崩壊しやすい!?」



前回の記事で「仲良しサークルほど崩壊しやすい」という意見を書きました。
これは統計をとったわけではないので単なるオレ個人の主観とも言えます。

しかし周囲のサークルを見る限りはこういった例はよくあるように思えます。
プライベートでも遊んだり旅行に行くような仲の良さの人達が、
同人サークルになったらなぜか崩壊させてしまうのです。

自分のサークル百化に関して言えば人間関係のトラブルはほぼ起きていないです。
(少なくともオレが把握している限りは…)
その理由は制作以外であまりコンタクトをとらないからだと思ってます。

具体的に同人の話をする前にまずは別のケースから考えていきます。
オレが注目したのは恋愛とお見合い結婚の離婚率でした。



恋愛結婚の方が末永い結婚生活が続くと思う方もいる知れません。
しかし現実は上のような客観的な数字がデータとしてあります。

これは離婚率の話ですが、同人サークルにも当てはまることは多いと思うのです。
上記記事でお見合い結婚の特徴として「冷静」「慎重」「理性的」と書いてありました。

仲良し同人サークルの結成において、
この3点を重視しているケースは少ないでしょう。

例えばネトゲで知り合い、凄く仲良くなった人同士でサークルを作る場合、
ゲーム内でのコミュニケーションと制作現場でのコミュニケーションは異質です。
それ故に同様の秩序を保てるかというと別なのです。

一つの関係性は全てのコミュニティにおいて万能ではないのです。


Feb 22, 2014 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 同人百迷走 第10話「同人サークルの解散理由は『女』と『金』←これマジ?」

同人百迷走 第10話「同人サークルの解散理由は『女』と『金』←これマジ?」


前回「同人誌の在庫は財である
初回「おかえり僕のサブカルたち

徳間書店で月刊アニメージュの編集長を務め、
スタジオジブリの名物プロデューサーである鈴木敏夫はこう言いました。

「何かを始める時は二人以上」


ほとんどの製品においては個人が凄まじい労力を使って制作したとしても、
たった一人で世に出すことはなかなか難しいでしょう。

ツールや流通は日々進化し、少人数での制作もある程度は可能になってきましたが、
それにしても誰とも関わらずに大きな仕事をすることは不可能だとオレは思います。
素晴らしい製品には制作、流通、維持などのエキスパートが必要なのです。

それ故に人は組織を作ります。

会社とはその一つの例であり、お金や公共の福祉のために集合し、働きます。
その目的は明確で、また、わかりやすく多くの人に伝えるために体系化されます。

同人サークルは目的があまり明確でない組織の典型だといえます。

もちろん「同人誌の制作」という点だけみればわかりやすい目的です。
しかし実際は本を「作らない」「売らない」作ったとしても「完成度が低い」、、
そんなサークルも存在します。

なぜそんな事が起きるかというと企業とは別の目的だからです。

同人誌は「仲の良い人と本を作る」という目的で組織化するケースが多いからです。


同人サークル>目的:本を作る仮定を楽しむ 集団:仲の良い人同士
企業>目的:お金や制作・公共の福祉 集団:目的を遂行するためのプロ


前置きが長くなりましたが今日はそういった組織の性質を元に、
作品の陳腐化やサークル内のトラブルについて考えていきたいと思います。


Feb 16, 2014 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 同人百迷走 第9話「同人誌の在庫は財である」

同人百迷走 第9話「同人誌の在庫は財である」


前回「在庫800部を抱えつつ次回作を企画、発行部数はもちろん…
初回「おかえり僕のサブカルたち

自分のサークル語りが長くてアレですが、、
そろそろコラムっぽくなってきます。

1月末になりイラスト本「戦」のリリース直前となります。
サイトやpixivなどでの告知を開始し、そわそわする日が続きます。

そんな中、とある動画がニコニコ動画に投稿されました。


Feb 15, 2014 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 同人百迷走 第8話「在庫800部を抱えつつ次回作を企画、発行部数はもちろん…」

同人百迷走 第8話「在庫800部を抱えつつ次回作を企画、発行部数はもちろん…」


前回「同人誌の在庫は悪である
初回「おかえり僕のサブカルたち

企業はもちろん、同人制作でも売り上げを作る事は本当に重要です。
お金がなければサークルを維持したり次の本を作ることができないからです。
なによりもモチベーションが死んでしまいます。

特に創作イラスト、しかも合同誌となると売り上げ難易度は上がります。

前回も書きましたが百化の創作漫画第一弾「3悪3」は、
5月のコミティアで50部ほど売れます。
既刊の「祭」も50部売れるのでやはり新刊を継続して出すことは
在庫の消化に繋がるという実績を得ます。

そこで考えるわけです。


漫画企画を単発で出して既刊を売っていくのもアリだ
しかし現状でイベントに出ても売れる既刊は50部程度…
おそらくこの数字は今後落ちていくので
1年経っても在庫が100部程度しか消化されない可能性もある
そうなれば同様のペースで頑張っても完売まで7年以上かかる…それは無理だ


打開策はサークルの知名度を爆発的に上げることだと短絡的なオレは考えます。
それには百化の得意分野である「イラスト」を使いたかったのです。

1年後の2月のコミティアに焦点を当て、勝負企画を構想します。

内容は、やはり、というか、懲りずに、

イラスト本となりました。
イラスト本の負債はイラスト本で取り返すべきという考えがあったからです。

前作「祭」はまだ800部ほど在庫が残っていました。
サークルが世に出てから4ヶ月目の決断です。

次回のイラスト本の企画名は「戦(いくさ)」に決まります。

発行部数はもちろん、リベンジの1000部です。


Feb 9, 2014 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 同人百迷走 第7話「同人誌の在庫は悪である」

同人百迷走 第7話「同人誌の在庫は悪である」


現在のAppleのCEO(最高経営責任者)はティムクックです。
彼はジョブズからスカウトされた時、こんな考えで製品を管理していました。


「在庫は悪である」



時は2009年の埼玉県。
まさにオレは同人誌「祭」の在庫に苦しんでました。

初の同人参加で1000部刷るも実売数50部、、

発行1000部-お礼の献本100部-実売50部で残りは850部

この850部の在庫を売らなければいけません。
そうでなければメンバーの努力に対してあまりに不甲斐ないのです。
悔しさにもだえる日々が続きますが、冷静さを取り戻しリベンジを誓います。

いくつかの戦略アイデアを思いつきます。
オレの取った戦略は「攻め」でした。
それはつまり引き続きコストをかけて本を制作するということです。

今記事から3回くらいは実際に自分がやった在庫販売の方法を書いていきます。


Feb 8, 2014 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 同人百迷走 第6話「これからは同人誌の時代、そう考えていた時期がオレにもありました」

同人百迷走 第6話「これからは同人誌の時代、そう考えていた時期がオレにもありました」


前回「同人イベント初参加で1000部を発行!!実売数はわずか50部
初回「おかえり僕のサブカルたち

なんかもう今回から素直に自分のサークルの絵を使います。
通販とかもやってるので興味がある方は是非買ってみてくださいね。
アリスブックス 恵文社

初の同人即売会で850部の在庫を抱えるようになったオレですが
無鉄砲に1000部発行を決断したわけではありません。(ほ、ホントだよ!)

というわけ今回は同人を企画した2008年当時に
描いていた未来予想の答え合わせになります。
(初イベントで売れなかった言い訳ともいう)